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リチア電器

たまに訪れてはふらっとお話ししてゆきます。

隣の庭の薔薇はたしかに赤かった -かつん担2度目のセクゾコン STAGE所感-

なるほど彼らは王子様で、ショースターで、そして震えるほどにセクシーでありました。

 

そんなわけで!5月3日、「Sexy Zone presents Sexy Tour 2017〜STAGE」の横浜アリーナ初日に行ってまいりました。それが良かった。大変良かったのです。

セクゾさんはずっと

 

「聡ちゃんが気になるわ…」

「隣のお庭の薔薇は大層お綺麗ですのね…」

「あら…お庭が…燃えてる…?」

 

といった感じで遠巻きに眺めていたので、色々なことはわからないし、渦中にいたわけでもないのであまりおこがましいことをするのも…と思いつつ、良かったものをいいときちんと言葉することは大切なので、まとめることにしました。(Twitterで結構やんややんやしゃべってました)

不備がないか心配ですが何卒ご容赦くださいませ…

 

トピック「SexyZone」について

折角なのでトピックを追加してみる

 

実を言うと(タイトルにしちゃってますけど)セクゾさんのコンサートに行くのは2度目です。前回行ったのは2013年の「Sexy Zone Japan Tour 2013」の時でした。まさしくおんなじ日取りの4年前(ツイログ見てびっくりした)、同じ横浜アリーナ、照る日差しと色とりどりの女の子に「ジャニーズのファンってカラフルなんだな…」*1などと思ったのでした。多分その頃ってSexy大分裂Zoneが始まってしまった頃?なのかな、でコンサートはとっても楽しかったんですが、ただ何らかの「惜しいなぁ」という気持ちを抱えて帰ってきてしまったことを覚えています。それはあの革命的なイメージをまさしく「背負って」きた子たちがどこからかの理不尽を押し付けられてしまっていることに、だったのか、あるいはそれがまさに輝かんとする少年期にぶつかったことへかは定かではありませんがしかし、その日に何か呻いていたのは見つかりました。

 

 

 

 ので、いつかリベンジできたらな、と思っていたのですがTLで

「セクゾちゃん、デビュー衣装でSexy Zone歌うよ」

と見かけよっしゃ!行こう!と軽率にチケットを友達に譲ってもらいました。

 

行って良かったな、STAGEコン。

 

さて、所感だよ!

 

 正直特効ぶち込んでくるイメージがあまりなかったので最高に上がりましたね!!!モー特効現住民族だから炎出てくるだけですぐ拳振り上げちゃうよね。燃やせ燃やせ。

しかしこの「見せどころ!」というのがはっきりわかる構成は見ていて大変気持ちが良かったですし、ステージに光るネオンサイン、登場と同時に上がるカーテン、舞う紙吹雪と世界観ばっちりですよね…聞く話によると今回はふうまくんがステージに携わってるのですか…?やっぱり彼は…賢いですね…?(慶應ボーイだぞ)

この構成の美しさ、みたいなものは随所にあった気がして、それがアンコ前最後の曲なのですけど

 まさに大カノンというかアニメの最終回でOP流れるみたいなあれじゃん!!!大好きじゃん!!!大事な回答は文頭か末尾にある奴だよ!構成が!賢いよ!

賢いといえばソロ曲をシャッフルするのは我が軍でもやっていたのですが、誰かのソロを全員でやるの、本当にいい文明だったので至急全軍取り入れたほうがいいと思います。生み出した軍師はどなたなのです?

あと構成というかステージとしては前回参戦したときはステージの多くが花道で、ずっと移動していた気がするので、ほとんどがメインステで行われる今回はいっそカタルシスすらありましたね。てかステージ構成本当によかったんですよ…知らない曲あっても置いてかれなかったというか…没入したまま覚めない夢を見ていた…

 

 

私のセクゾちゃんさんのイメージは大部分がセクチャンで形作られているので「違う惑星(ほし)から集った王子様が地球にやってきた異邦人のグループ」って感じだったんですが(主にキャラクターの部分であんなにぶっ飛んでると思ってなかったんです)(誰一人行ってることわかんない感じのボケをするんだけど彼らの中では言語として成立している感じが何らかの星人っぽい)しかし、キャラクターこそ濃いですがステージでみる彼らはあまり「属性の色を持たない」というかすごくいい意味で「ニュートラル」で「フラット」なのかな、とか思いました。

 

だってね、すごいよ、Sexy Zoneさんなんでもできるもん。

 

ステータスの面で大きく開きがないというか、東大級の顔面偏差値はもちろん歌にせよ、ダンスにせよ、平均値が高い。標準偏差が高い水準にある。から、なんでもできる素養がある。その上バイタリティがある。器用。スマート!

あと強固な物語性を携えていながら世界観ガチガチというわけでもなくおふざけ可愛いのもできちゃう。すっごいぜ~!?ていうか何をしても説得力がある。から似合ってる~!ってなるのかもしれない。その説得力は一体何に起因するか?至極勝手に思うとそこが彼らのキャラクターによるものなのかな、って思ったりしました。

 おケンティー先輩は「明るいエロ本」なぞ呼ばれているようですがエロじゃないと思うよ!レディコミだと思うよ!普段みてるのがま~大分輩的というかあんちゃんぽさのあるエロを押し出していたこともあり、特にこの点は強く感じました。みんなね~品があるよ。気品がある。お育ちがよろしい感じがいたします。(別にかつんがお育ちが悪いとかそういうわけではない。あの猥雑さはたまんないものがあります。)

 

最後の挨拶でも思ったんですが、多分みんなものすごい賢いんだと思います。お勉強ができる、とかそういうのとはまた別種の、人の前に立つ「アイドル」としての賢さというか。生の言葉を希釈せず、味をつけず、まっすぐに話せること、そして説教っぽくならないこと、敬服しました。

 

ほんのちょっとだけ個々人にも言及してみる。(呼び方がいつものやつですみません)

・おケンティー先輩

あのキャラをキャラでなく「素だよ」と言うの、最高ですよね。「覚悟」を感じる。覚悟は暗闇の荒野を切り拓きますからね。常に安定したパフォーマンスとセクシーコンテンツ(?)を提供してくれるところ、かっこいいです。なんて福利厚生の行き届いた人なんだろう…

・ふうまくん

めっちゃ面白いしそして賢い!圧倒的インテリジェンス!当意即妙ができることはとっても強いですよね…あとこの人もなかなかシニカルな笑いのセンスとワードセンスを持ってる気がしますね…なんかねぇ心の中丸ワードセンスの部分が反応しているのを感じる。

あとソロの文字の出し方がすごい綺麗でおしゃれだったのでアッハー!ってなりました。タイポの部分で綺麗なものを提供してくれる人は絶対普段からいいものをみていると思うんですがどうでしょう。

ところであの明朝体筑紫明朝ですか?(違うかもしれない)(誰か教えて欲しい)

fontworks.co.jp

・(佐藤顔面大)勝利さま

私勝利くんの「結構普通にオトコノコ」なところが地味にずっと好きなんですが、今回のファンサ?というかお手振り?が本当にブンブンブンブン!!!!って感じで超かわいかったです。出荷してるでしょ?ブロックごとに納品してるでしょ?コストコファンサだ…すごく好きだ…

 

・聡ちゃん

今回はずっとペンライト緑にしてました。っかわいかったな~~~~!!!!

聡ちゃんはダンスに目を奪われてずっと勝手にお年玉をあげたいと思っていたのでもうね…ソロがやばかったですね…本当に踊るのが好きなんだろうなァカッコ良かった…モニターを三分割して正面左右から映していたの、きっとダンスをみて欲しいからだろうなぁと思ってました。

あと私のオキテではセクゾさんはみんな割とマイルドでフェミニンなお顔立ちをしていると思ってましたがやはり女装すると男の子よね、と浮き彫りになる感じが良かったんですが聡ちゃんだけちょっとシャレにならなさがあったのが大変良かったです。

 

・マリちゃん

セクシーゾーンの気品と風格の屋台骨を担っているのではと勝手に思っています。そう思わせてくれるくらい立ち居振る舞いが美しいし、きっとそれは彼の高潔なる魂に由来するんだと割と本気で思います。

「人を幸せにしたい」という動機がまず常人には清廉に思えるしソロ曲では「ダンケシェン」と言ってくれてしまう…そんな…感謝したいのはこっちだ…美しく在ってくれてありがとう…そんな子を苦境に立たせた世界を許せないと一時期思っていましたが、そんな後でも苦労した素振りすら見せない麗しさよ…嗚呼…(言語にならなくなってきてしまった)

 

見た後にドゥワー!ってツイートしたことからもわかるんですがセクシーゾーンさん、オタクに(無論その限りではないですが)刺さる感じしますね…語りたくなるアイドルというか…沢山の言葉で表したいアイドルというか…なるほどこれがセクシー多弁…

 

さてと。

とても大変なことが沢山あったと思うんだけど、それを飾るでもなく「あったこと」として素直に打ち出してさぁ次へ次へ、と進もうとする強さがまっすぐに、凛として、美しかったです。強く美しいものは大好きだ。

(まだ)ただの外野ですが、それでも彼らが当然のように輝ける世界であってほしいし、王子様はそうであってほしいのです。夢を見たいし、その夢を受け止める覚悟を感じたように思うのです。そしてもっと大きくなって、さらに圧倒させてくれる日を待ち望んでいます。

 

いつかドームで彼らを見たい。そしてその日はそう遠くはないと予感する。

 

かつん担は三角のところ*2で待ってます。

 

 

 

*1:KAT-TUN担はGWでもみんな革ジャン着るって去年の10ksで学んだ GWって結構暑いよな?

*2:なぜかかつん局地で待ち合わせに使われているらしいアレ

幻肢痛を抱いて歩め ‐10ks初日に行ってきました‐

※10ksのネタバレを含みます

 

今のKAT-TUNの形容として、「四肢をもがれたようだ」という言葉を目にしたことがある。

 

確かに頭数で言えばもはや半壊している。単純な損傷度でいえばそんな感じ。KAT-TUNからいなくなっていったメンツを考えても、赤西くんの天に届きそうな伸びやかな声はもうないし、聖の地を唸らすような咆哮もなければ田口くんの軽やかなバネも失われている。おそらくそれは不本意ながらも的を射ているのだと思う。

そのKAT-TUNが、どうするのか?という試金石は奇しくも10周年のアニバーサリーコンサートとなったわけです。10ks初日、名古屋公演にいってきました。

 

突きつけられた3人という人数の少なさは「アイドルグループ」としてきっとミニマムなサイズなんだろうと思わせるものでした。だって、ハモるとフェイク入れられないんだよ。一人がピアノ弾いてボイパしたら歌える人、一人しかいないんだよ。すっくない。
3人というのは常にセンターが発生してしまう人数で、だから今回のKAT-TUNはころりころりと真ん中に立つ人を変えていました。常に存在し流動するセンターは逆説的にセンター不在を表している気がしました。これ、今までの、というか2TOP体制時から考えるとものすごい転換だと思う。そうならざるを得ない、というのが正味な話ではありそうだけど。

しかし今回、私が印象的だったのはこの「不在」の存在で、そして一番愛しく感じたものでした。

 

話は冒頭にかえり、四肢を無くしたKAT-TUNが次に抱えるのはきっとかつてあったものをまさしく「いたむ」幻肢痛なんだと思う。ファントムペイン
1人欠けたときは繕うに隠して、2人欠けたときは焼きごてでも入れるように塞いだ傷口はまた開いた。開いてしまった。多分、とっても痛い。そしてその痛みを此度のKAT-TUNはどうしたか。それが「あったままにする」だったんじゃないかと、名古屋で感じた。痛みすら抱いたんだと。それすら慈しむんだと。

思い出されたのはNMPツアー、要所要所の演出にPVが使われるのに赤西くんの影はどこにもなくってだれもそれに触れなかったことや、4人になってからのラップ部分全カットのReal face。多分、今回もそういう風にすることは、誰かがいたことなんて、なかったですよ?って顔をすることはできたんだと思う。ものすごい無理があるけど!でも今回は違った。「不在」が確かに存在していた。きっとあれは意図された空白だったと思う。あのKAT-TUNが無音に踊る瞬間にたくさんの人が、赤西くんの不敵な笑いを、聖のフロム千葉を、田口くんのひらめく踊りを見たんじゃないかなぁ。

 

KAT-TUNって、因果な名前だなぁと思う。最初っからグループに自分だけの場所がある。中丸くんが聖が抜けた時に言っていたけどやっぱり「抜けた人の代わりはできない」んだ。だったら不在の隣人を隣に置いておけばいいよ。そうやって進もう。

なんとも恐ろしいタイミングに重なってしまった10周年アニバーサリーコンだけど、このタイミングでよかったのかもしれない。かつてカツンにいた子たちのファンの方々が楽しかったよ、って言ってくださってたのが勝手に嬉しくて誇らしかったです。よかった…。

どうやらKAT-TUNという船は本当に一度錨をおろしてしまうみたいです。今回諸所で充電期間もきっと強い風が吹くんだろうなぁと思わされたけれど、でもあと4回の、たった4回の出航で終わらせるわけにはいかないんだ。

 野郎どもの船は優しい船です。テセウスの船でなければノアの箱舟でもない。きっといつでも変わらない姿で誰でも乗せてくれる。だから、とりあえずまずは残り4回の抜錨を全力で楽しみたいと思います。私3回だけど!

 

あの太陽を撃ち墜とせ -KAT-TUN「RAY」の歌詞世界を勝手に旅する-

 

 

 

【前提】

1.彼らは反逆者である

2.彼らはそれを革命と呼ぶ

3.彼らは月を信じている

4.彼らは太陽に反逆する

5.これは神殺しである

 

…さて!なんのこっちゃという話ですが私はアイドルの話をしています。アイドルの、それもたった一曲のお話。

 

KAT-TUNの楽曲、「RAY」は24枚目のシングル、「KISS KISS KISS」のカップリングの一曲として世に放たれ、発表当時から音楽性、及び歌詞の完成度の高さ、そして歌割りの巧みさからファンの中でも非常に注目度の高かった楽曲ですが、その真価は5月のquarterコンで爆薬の炸裂と共に遺憾無く発揮されました。

その辺の話と歌詞の面白さはこの記事を読むとさらによくわかるよ!

choronao.hatenablog.com


RAYの進撃は止まらない。それがよく表れたのが本年度のジャニーズ楽曲大賞2015でしょうか。

(例年カツン担は楽曲大賞というジャニオタ運動会では校舎裏で煙草吸ってて出てこないんですが本年、RAYを担いで校舎裏からみんな出てきてみるとなんか例年比結構上位に食い込んでいたという、アレ)

 

さらにかなり最近の曲でありながら10周年のベスト盤にも収録されるという快進撃。
ざっくり言うと「これが嫌いなカツン担はいないだろ!ってみんな言う、スペオキもびっくりのスピードでカツン楽曲街道のスターダムを爆走している曲」、かな!

前置き伸びた。

 

で、この曲の歌い出しがとんでもないキラーフレーズなのです。

 

「革命の前夜だって 街はやけにざわめいて」

 

革命て。しかももう前夜て。アイドル世界は広しといえどいきなり革命起こそうとするのなんてKAT-TUNかよっぽどの大富豪フリークぐらいな気がします。何が始まるかもわかんないのにもう壮大。

 


【問い】

では、「RAY」で革命しようとしている相手は何なのか?

 

…そして私の思考は何故か冒頭の【前提】に漂着したわけです。(ほんとどうしてだ)

KAT-TUNは太陽への「革命」を仕掛けているとしたなら?

 

ここからが本題!RAYの歌詞をかいつまみながらふわふわと走り出した考察とも言いがたい何かだよ!

 

人は太陽には辿り着けない。天に翔けた馬車は墜落し、そびえ立った塔は崩落する。そういうさだめです。だからこそあれは尊くて、強大なのです。無くてはならないと皆が言う。世界はあれを中心に回っていた。たしかにかつてはそうだった。太陽は、神だった。

 

例えば今よりずっと荒廃した世界*1、破壊されたオゾン層と苛烈に肥大を続ける太陽。それにより紫外線と熱線の驚異にさらされた人類は身体の機械化に成功、身体機能と魂を堅牢な白銀の器に置換する者達が現れます。しかしそれと同時に仮初めの器は感情を溢れ落とす。
「愛し合う事がプログラムされてはいない」「涙さえ流せはしない」うえだくんは既に半身がしろがねに輝いています。

 

かつての豊穣の象徴は今では災禍の化身です。そのうち夜にこそ安寧を求め、太陽を恨むものが現れる。彼らが信じたものは「月」。太陽を殺すことを決意し、革命を首謀する。それがかめ「ベルベットムーン」にファナティックであればあるほど良い。

 

「あの太陽燃え尽きて 世界の時計止まったら?」
「永久凍土の中 奈落までへとフリーフォールで。」

 

例え太陽を撃ち落とせたとて次に来たるのは永久凍土の奈落なのである、それを知っている科学者中丸くん「仮初めの君」と夜な夜な踊る彼は、膨れ上がる太陽に呑み込まれ、小さな輝きたちの消えた「宙」に代替機関『星』を打ち上げた張本人です。瞬くフェイク「仮初めの君」「本当の名」に応答しなくなった世界を疎んでいます。

 

さて、そんな中丸くんに「革命」の行く先を問いかけたのは田口くんです。彼も、月を信じる一人、そして太陽を憎んでいたもの。今やその気持ちが何であったかはわからないのです「放っておいて」見目の変わらない、彼の心臓は白銀に輝く動力機関でした。そして、その部位の置換技術を持ちうるのは、世界にたった一人、白銀技術の創始者のみだということはもはや誰も知りえません。

 

ざわめいた街で始まる神殺し。彼らの呼ぶ「革命」熱波に焼かれようと孤独な革命軍は進む、翼が蕩け落ちても。「この身 朽ち果て」ても。そして訪れるのが「カタストロフ」であろうとそれだっていいのです。

 

「パンドラだろうと解き明かしてあげる」
「アイシテルヨと笑って」

 


…なーんちゃってな!

 

何を一人で盛り上がっているんだろう私は!すみませんでした。走り始めたら止まらなくなったのでとりあえずどこかに着地したかった。GIRLが不在だ。

 

しかし「RAY」の意味を調べますと

ejje.weblio.jp

物理用語の「熱線」「放射線」辺りにもぶち当たったので遠からじとも近からじ…?とちょっぴりだけ思っちゃったりもします。

 

なんにしたっても4分前後の曲からこれだけの世界が膨らんでゆく歌詞を書いてくださったFOREST YOUNG先生と、なんといいましょうか劇めいた歌割をしてくださった方に乾杯であります。

 

 

なんとないイメージソースは古代中国神話「射日神話」、アポロンの馬車、バベルの塔雪の女王とか、その辺。

 

(追記)そういえばこの曲が披露された2回は衣装の色が初日→赤、二日目→金色と変化したことを(赤衣装亡霊として半ば恨んでいたので)ずっと疑問に思っていたのですが、

(参照)

twitter.com

何か関連性があったり、物語に沿った恣意的な操作があったというのだろうか。

 

 

*1:※これを書いているやつは世界の最後に二人きり、が性癖なのですぐ世界を終わらせようとするぞ!

彼らは「今」をうたう ‐KAT-TUN楽曲の歌詞を抽出・分析してみました‐

 

 

Q.KAT-TUNといえば? A.夜!

みたいなイメージが実は兼ねてから私にはありました、少なからずそう思っている方もきっといらっしゃるんじゃないでしょうか…?だって歌にもいっぱい出てくるし…あれ…?ほんとそんな出てきたっけ…?

 

と、思い立ったが吉日、だったら調べてしまえばいいじゃないか!というわけで今回拙いながらにKAT-TUNの歌詞をデータベース化、語句を抽出、出現回数順に羅列し、感じたことを雑感としてまとめてみました。さて「夜」はどのくらい出てくるのでしょうか…!ちょっと個人的には意外な結果が出てきたかも…!?

 

【集計に際し】

  • 歌詞はサイト「歌ネット」に記載されている表記にのっとり、全222曲から入力
  • 歌の繰り返し部分もそのまま入力(Repeat表記ではない)
  • White X'masはアルバムverを計上
  • ソロ曲も計上する(赤西、田中はKAT-TUN在籍時まで)
  • コンビ曲はKAT-TUN名義とする
  • 動詞は原形にて集計

をルールとし、今回の計上を行いました。

また今回の作業はこちらの記事を参考にさせていただき、

ch.nicovideo.jp 

歌詞のテキストファイル化にはソフトウェア「Lyrics Masrer2」、

文字コードの変換に「文字コード判定&変換ツール.NET」を、

語句を抽出、分析するためにはソフトウェア「KH coder」を使用しました。

 

※今回の結果はあくまで私個人が楽しむために作ったものなので抽出漏れ、カウントミス等々あるかと思いますがご容赦ください。お遊び程度に考えていただけると嬉しいです。(結果を見た段階で私もなんか漏れてる感をひしひしと感じています…)

 

それで前置きが長くなりましたがそろそろ結果に参ります!

 

KAT-TUN楽曲内頻出日本語単語150】(なんだか単語帳みたいですね)

 f:id:microchappy:20150519010931p:plain

  ※「君」「僕」「俺」は集計後に漏れが発覚したため後から加えました

 

いかがでしょうか、こちらの結果は皆さんにとって想定の通りでしたでしょうか?それとも意外でしたか?

私としてはなかなか意外で興味深い結果であったと考えています。

 

まずこちらの表内青色は先にTwitterで「この単語は多いんじゃなかろうか?」とフォロワー様方からご意見をいただいた単語、及び私の(勝手な)本命「」です。(以下の色分けとの重複もありますが)

個人的に「夜」はもっと上に行くと思い込んでいたので少しびっくりです、何よりKAT-TUNの歌詞が「夜」<「未来」であることに驚いたのです。あれっ結構明るい単語が上位にいっぱい…!!?

(5/21追記:Twitterやブログに他Gさんの結果が出てきたため拝見したところ、最上位層の単語は比較的類似してくるようです。それを鑑みると「夜」がこの位置というのは特筆すべき事項かもしれません。意外と読みは合っていたのかもしれない…?)

 

ここで他にも気になる点が出てきましたので表内の「時にまつわる」語句を黄色に設定します。

すると上位に時にまつわる単語が非常に多くあるように見えてきます。特に最上位層に「」「明日」「未来」があること、これは私には大変驚きの結果でした。実を言うと時を表す語句ならば「過去」「昨日」とかちょっと後ろ向きな語のほうが多いのではないかと思っていたのです(主にin the darkのせいのような気が)

そして「瞬間」と「永遠」が出現一回違いでランクインしているのも面白い。二律背反でありながら相補的にこの二つが同居しているところがなんとも彼ららしい。

 

正直に述べるとこれはかなりぐっときた結果でした。彼らは未来を、明日を眺めてそして「今」を歌っているのだ、と。そしてその刹那のまたたきが永久に輝きを残すようだと、そんな結果に思われました。

(日本語詞の傾向として「今」というワードは頻出傾向にあるようですが)

 

でもちょっと思ったより明るい結果になっているので(予想外)個人的に「KAT-TUNらしい」んじゃないか…?と思う単語に赤色も付けてみました。

やっぱり!というべきか多かったのは「」と「」でした。ヒカリトカゲ!

また、「世界」「闇」「嘘」「痛み」「運命」「孤独」「夜空」あたりが多い納得でした。さすが厨二的世界観を拗らせているいう評判があるだけあるなあと思います。

 

 【さらに出現20回以上の動詞のみを抽出】

 

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あっちょっと当初の想定っぽい結果だ…!

 

ここでもまた「KAT-TUNっぽい」語には赤色をつけています。

黄色はもう少し明るいイメージが強い語。

「終わる」「消える」や「泣く」「叫ぶ」が多いあたりにちょっとにんまりしてしまいます。さらに「探す」「迷う」あたりにもいつまで彷徨ってるんだ君らは…!という我々の声が聞こえてきそうですね。かめにゃんにみんな彷徨わされるから仕方ないね!(NEVER AGAINの替え歌「彷徨うみんな~」)

「壊す」「壊れる」、「揺れる」「揺らす」は自動詞他動詞で計上が異なりますが、合計するとなかなかの数になるのも注目したいところ。揺れすぎ…!

 

こう見てみるともしかするといわゆる「KAT-TUNっぽい」は動詞に特徴的なのかも…?

 

【さらにさらに英単語も】

 

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※こちらの集計では意味を成さない語は人力ではじいています。

 

こちらも 概ね予想通りといった感じです。

集計方法の綾で「WANNA」「GIVE」などの繰り返してコーラスされる語が上位に見られます。

ちょっと気になったのは「U」「S」「M」かな。「U」はYouの表記違いのやつだろうか…?それにしてもこんなに多かったか…?「SM」もあるとしたら「SADISTIC LOVE」くらいなもんだと思うのだが…?

 

しかしこの接続詞の多さ、さすが英題曲だらけグループといいますか…英語歌詞はほとんど覚えられていません…タイトルでさえたまにごっちゃになる。

 

【共起ネットワーク図】

 

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さらにこのような「共起ネットワーク」図も用意してみました。

 

こちらでは「どの単語が近い位置にあるか(単語間の距離)」「どの単語がどの単語と繋がっているか(間を結ぶ線の太さ)」「どの単語が多く出現するか(円の大きさ)」をみることができます。ある程度グループ化しているものは同じ色に分けられています。

 

ここからもまた「今」という単語が比較的大きな存在感を示していることが伺えます。そしてそれが「信じる」「明日」「自分」という単語に関与していくことも見てとれるかと思います。

「想い」に注目してみるとその接続先は「届く」と「消える」という相反するものであることもわかります。これと同様に対照的な語句が連結している点は他にも「未来」「過去」や「闇」「光る」などに見られます。

 

この対義語の同居がひりつくような焦燥感と焦れるような切なさをいっしょくたにして駆けていくある種の疾走感を彼らの歌の世界に生み出している…のかも…?

 

 これらを鑑みるとKAT-TUNの楽曲には厨二的世界観と力強さが同居しているのではないか…?と考えることができるのではないでしょうか…?元からわかってたよ!という事かもしれませんが、データで見てみてもその傾向がみられるのは非常に面白いです。

 

【番外編①出現回数下位がなにやらすごいことに】

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※相当数あるためインパクトのあるものをピックアップ 

 

これまで出現回数上位についてまとめてきましたが、下位の、それも漢字を含む語句のあたりが何やらすごいことになっていたのでこちらにもフィーチャーしてみます。みているだけでクラクラっとしそうなゴリゴリのワードのオンパレードでした。

「輪廻」って…!「薔薇」って…!「襞」って…!

襞はちょっとぎょっとしました。どうやら「WATER DANCE」の歌詞のようでした。(心の襞~濡らしてゆく~、のとこですね)

 

【番外編②メンバーソロごとに観察してみる】

 

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思っていた以上に 個々人の癖が出たのがこちら!こちらはメンバーのソロ曲ごとに頻出する単語の傾向を調べたものです。以下雑感。本当にざっくり。

 

  • かめ→上位ワードにKAT-TUNでの楽曲との重複が多くみられる。
  • 赤西くん→すべてが英語という結果に。
  • うえだくん →人語じゃない。赤西くん、聖と同じく英語が多いが、AOL、LA(MONSTER NIGHT)などコーラス部分で計上か?(∀)はニートまんのせい。
  • 田口くん→アタックの原因はどう考えてもサムライ☆ラブ☆アタックですね。「夏」「感じる」というワードに甘酸っぱさと爽やかさを感じます。
  • 中丸くん→個人的に一番面白かった結果です。上位に「愛す」「思い出」「気持ち」とこれだけみるとなかなか湿っぽいワードだらけに。実際中丸君のソロは恋愛絡み、特に失恋もの多いもんね…(好きです)

 

【番外編③人数別に比較する】(5/20追記)

当初こちらの記事では触れていなかったのですが(データベース化の際にタグ付けを失敗していたため)やはり、KAT-TUNを語る際に苦しかろうと避けては通れないのが人数編成の話なのではないかと思います。なのでさらに、人数編成が異なる時期で区切り、頻出単語の比較検証も行ってみました。

実はKAT-TUNが5人だった時期には田口くんが怪我の治療で抜けていた時期、赤西くんが留学をしたとき、赤西くんが脱退してしまったとき…など数回あったりもするのですが、今回はざっくりと

  1. 結成から赤西くんが脱退してしまうまでの6人時代(love yourselfまで)→赤ラベル
  2. 赤西くん脱退から聖脱退までの5人時代(Going!からFace to faceまで)→黄ラベル
  3. 聖脱退以降の4人時代(楔~)→青ラベル

で分類し表示します。

 

以下それぞれ頻出単語1~50、51~100、101~150になります。

 

1~50

 

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51~100

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101~150

f:id:microchappy:20150520223103p:plain

 

思った以上に差異のでた結果となりました…!

 

まず注目したいのが一人称の変遷です。つまるところ、「俺」、「僕」の出現数推移です。

6人時代は圧倒的に「俺」が優勢です、実際頭の中に浮かぶあの頃のフレーズには「俺」と歌うギラついた彼らがいるのではないでしょうか…?3rdアルバムまでは一人称はほとんど「俺」で歌われています。転じて5人時代。「僕」のほうが数を占めるようになりました。6人時代後半から増加してきた傾向にあった延長でしょうか?「俺」も一定数同居しているあたりまさに過渡期といえそうです。さらに時は移り(?)4人時代、「僕」の出現はさらに増加します。そして何より「俺」がほぼ消滅します…!(出現していてもソートにないので4回以下となります)(1度もないようです)

この変化は彼らはこうして大人になっていったということなのでしょうか…あーなんだか切ないような感慨深いような…

(5/21さらに追記:KH coderの機能コンコーダンスにて「俺」、を含む歌詞を検索してみたところRap詞部分が多く見られました。また、4人時代に今のところ「俺」の出現はありませんでした。…一概にそうとは言えませんがKAT-TUNにおける「俺」の一端を聖が背負っていたのかなぁ…)

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また気になるのは5人時代に見られる「信じる」の急上昇です。「信じる」そのものは6,4時代もともにランクインしていますが5人時代では特にその数が多い。これは一回目の脱退直後、多くみられたファン心理を汲んだ*1スローバラード等に含まれていたものと思われます。

 

さらに!これらのワードから曲のスケール感も見えてくるかもしれません…!

「世界」というワードは5,4人時代には上位にランクインしていますが、6人時代では少し位置がずれています。その代わりにか、6人時代では「街」が上位にあります。6人のころには「街」が世界であっがむしゃらに「愛」を叫んでいた彼らはその後には「世界」をうたうようになったというのでしょうか…

 

 

 

 

【ひたすら自担の詞を愛でる】

さて少しシビアな話を書いてしまいましたが、気を取り直して!

メンバーソロごとのをまとめた辺りであれ…うえだくんのソロ少ない…マリアン*2が…ない…ということに気づいてしまった私。(歌ネットには音源化されているソロ+αのみがあります)何を隠そううえだくんには未音源化ソロが大量にあります。

 

…まぁそれもまとめてやるっきゃないよね!!!

 

と、いうわけで以下はうえだくんのソロ曲21曲を対象に分析を行ってみたものです。

こちらも集計に際し

  • MOUSE PEACE2008パンフレット及びMOUSE PEACE2010で配布された歌詞カード表記にのっとり、全20曲から入力
  • 歌の繰り返し部分もそのまま入力(Repeat表記ではない)
  • 「MARIE ANTOINETTE」は英語詞部分のみを入力
  • 「RUNAWAY」「HANSEL and GRETEL」は成文化されている歌詞がないため除外
  • 動詞は原形にて集計

をルールにして集計します。すでに2曲集計できないもどかしさ…!

それでは行きます!

 【ウエダソロ頻出単語150】

f:id:microchappy:20150519203022p:plain

 

「好き」をこんなに散りばめるうえだくんが私は好きです…!

 

というのはさておき!さておかないんですけど!!

これだけ「好き」が多いのはヤンキー片想い中♡の繰り返しフレーズ「お前が好きだよ」に起因するかと思われます。そっかぁ…これがうえだくんが好きな言葉たち(仮)かぁ…と思いながら眺めると言いようのないトキメキに胸が高鳴りますね…(うえだくんのソロナンバーはその多くが本人作詞です)

KAT-TUN本体に比べると名詞の出現数が多い傾向にあるかと思います。特に「風」「雨」「空」「雪」などの気象系の単語が目立っているかもしれません。結構まんべんなく色々な曲に出てくる印象がありますからね、というのを確かめてみるために曲別のソートも用意しました。

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いかがでしょうか。こう見てみると「雨」「雪」「空」は特定の曲に出現していますが、上位ワード「風」はこの表の中に見当たりません。と、いうことはやはり相当まんべんなくいろんなソロに入っていると考えられるのではないでしょうか?

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では各曲同士のリンクはあるのか?という点を確かめるためまた共起ネットワーク図を作成しました。

サンプルの数が多くはないので曲同士のまとまりがよりはっきり見えています。

 

で!ここで面白いのはどの曲に隣接する点があるのか?というところかと思います。注目したいのはクリーム色の部分、英語と日本語詞が混在するグループです。こちらは主に「ART OF LIFE」「ニートまん」から構成されています。

 

…「ART OF LIFE」と「ニートまん」…?

 

まさかの取り合わせが「All right」というフレーズで接続してしまいました!こんなことってあるのか!マリアンとAOLとDictatorが隣接しているのも(主に私にとって)嬉しい情報です。

 

 

…とまぁこんな感じで今回用意したデータはすべてになります。

すごい大変そうな作業に見えるかもしれませんが、実のところ操作自体は1~2時間弱で完了しています。KH coderさんが本当にすごい。今回はKAT-TUNのみの集計となっているので、絶対評価から色々なことを推測し語っていますが、おそらく他Gさんの結果と比較してみたらまた多角的に違いや類似点が見えてくるのではないかと思います。他のグループも今をうたうのか?夜を駆けるのか?輪廻回っちゃったりするのか?そんな違いを調べることができたら楽しいだろうな~と…!

また自担の頭の中に渦巻いているだろうワードをすくい上げて眺めまわすのは本当にうっとりします…!ぜひ他の担当さんにも遊んでみてほしいです。

今回の結果についての考察はあくまで私の私見であって、まだまだもっとほじくり返せるな~とも感じています。(集計にもあらは多いので…)この結果を受けていやそれは違うだろ!とかそれもそうだね!とかありましたら是非!教えてください!私が楽しいです。

 

この記事を書くにあたりご意見くださったフォロワー様方、記事の引用を許可していただいた砂時計様、本当にどうもありがとうございました!

 

 

*1:ナーバスな時期であったため当時賛否両論が飛び交った記憶があります

*2:2010年の幻のウエダソロ。映像も音源もないことを私が未だに恨んで地縛霊をしている