リチア電器

たまに訪れてはふらっとお話ししていきます。

廃業する推しと、楽しかった私の話をするね

 

人生何が起こるかわからない。

ある日、推しが“廃業”する時が来てしまったり、その推しが食べていたから、とタランチュラを食べてみる日が来たりもするもんだ。

 

……するもんか?

 

 

忘れもしない2019年12月3日、徳武竜也さんが声優を廃業される、との発表がありました。3週間が経ちました。もう!!?

 

私はただの徳武さんのオタクです。
徳武さんを見ていた日々は、私にとってはじめてのことがたくさんで、楽しくって仕方なかったな、と思い出したら止まらなくなってきてしまった。心の棚卸しと整理がしたくって書きはじめ、少しは気持ちまとまるかな、と思ったけどなかなかまとまりません。が、私が私の気持ちを大切にしないでいったい誰が大切にするのだ、自己で処断するしかない。ので、書く。たった2年とちょっとくらいの話です。

 

さて。

 

よもや担降りブログより先に廃業ブログを書くことになるとは思わなかったな。さすがに。(これを書いている人の人格はKAT-TUNの上田担と、九十九一希さん担当F-LAGSのPと、徳武さんのオタクと、あとなんか混沌、みたいな感じで分化しています。今はうち二つの人格で大問題が発生しているので大変です。)
担降りというものをしたことがなかったので、まるでわかりません。担降り…?降り…?降ろされ…?

いや廃業…廃業ってなんですか…声優さんは個人事業主にあたるので、今後その“業”を営まなくなる、という意味で廃業、だそうです。


…………ってそうじゃない。そういう…!!話ではない……!!!アーッ!


脱退も解雇も聞いたことあるけど廃業、は初めてです。言葉がエグくて重くて泣きそうです。いやどれもエグいわ。ない話では全然ないと思う。むしろ多分、たくさんある話だろう。けど、今までなんだかんだでKAT-TUNの時でも、私は当事者ではなかったんだなぁと思うばかりです。これまで色々と読んできて、私はいつかこういうの書くのかな~?とか思ってたんですが、いや、こうなると書くわな……今わかりました。

 

半分自分用ログです。身辺整理です。書きたいだけ書いてるので長いです。あとこうなってもまだまだ良いものあるんですって言いたい往生際の悪さなので、リンクをいっぱい貼り込みます。敬称がバラバラしていますが許してください。愛着とテンションです…


気を付けてくれよな!!!

 

なぜか今年に限って年越しをインドですることにしてしまったので今日書きます。どうしてよりにもよって…今年…最後をインドで…???あっでもフライト10時間あるし、出ていたらしたから買ったけどまだ聞けてなかった8時間のオーディオブックを聞こうかな!!?せっかくだし!⁉️audiobook.jp

 

 ー

 

 出会いは、本当に月並みですがTHE IDOLM@STER SideMで九十九一希さんに出会ったことです。その経緯等々は下記に書いているので置いておきます。
microchappy.hatenablog.com

 (この記事、ありがたいことに結構覚えてくださっている方がいらして、そういう方がもしこの記事を読んでいらしたらあいつなんかすごいところに流れ着いたな…ってなる気がする、私もそう思う、こんなど真ん中に行くことあるか?)下記記事の途中の

この辺から中の人も気になり始めてうっかりチョクメを登録してしまったりしているんですがいい加減長くなってきたので今回は割愛!声優さんまで事務所単位で気になるなんて想定してなかったよーーーー!(with line組が気になっています)

ジャニオタ、アイドルマスターsideMにハマる -とあるカツン担の急落ログ- - リチア電器

 “声優さんも気になってるけど長いから割愛!”した部分からの分岐がこちらの記事、という感じ。

 

はじめは九十九先生の情報を追っかけることに夢中で、声優さんのことは全然わかりません、だったのが気づけばアイドル46人+声優さん46人=92人分の顔と名前を覚えていた。なんてコンテンツだ。
そのなかで最初に気になったのが土岐隼一さんで(都築さんのソロと、声質に惹かれていた)、土岐さんのことをふんわり調べ始めた。お歌が上手い、お話がお上手な素敵な方だな、もっと見たいなぁ。
そこで巡りあったのがこのストロベリーセッションという生放送のアーカイブたちでした。

好きな回を置いておきます。徳武くんがお誕生日の回です、かわいいんだ~。

 この放送に出ていたのが土岐隼一さん、野辺健太さん、そして徳武竜也さんだった。軽くはねられたくらいのつもりでいたけど、今から思えばこれ、正面衝突だったな…

まだ推し、とか言うには全然至らず、しかしこの頃には九十九先生が担当だな、ということは確定していたので担当さんの中の人、可愛らしいな、という感じです。なんでかわからないが初めはいわゆるキャラクターとしての「担当」と「中の人の推し」は別になるんじゃないかな、と思っていたのだ。土岐さんと野辺さんのことを先輩先輩、お兄さん方、と呼んでお話ししているところが可愛かった。穏やかで丸い語り口と、時たま入る笑い声に角がなくって、心地よかった。…ので、そのとき抱えてた作業を進めつつひたすらアーカイブを聞いていた。(動画は何となく照れてあんまり直視できなかった)


しかしただのジャニーズのオタク、ダミーヘッドなる文明に触れたことがなかったのもあり、なんだかめちゃめちゃ気恥ずかしく、見てます!とか呟くこともせず一人で黙々と見ていた。(だからここのあたり、本当にログがない。なかったから今いっぱい書いておこう)
この“気恥ずかしさ”は結構長いこと続き、自分でも驚いた。基本、好きなことはたくさん話してしまうから、それすらできないような“照れ”を自分で処理できなくなったりした。


今までずっと好きだった人は「アイドル」なので、その人のパーソナリティーを好きになる人間がいて、熱狂するというフォーマットがある。そこが担保されている。でもキャラクターではなくって声優さん本人って?どういうことなんだろう、と。これは当惑だったのかもしれないな。(でもまず、シチュエーションボイスって耐性いりませんか?)
いや、今から思うとこれはもう「好き」だったんだろうなと思います。もう少し、機微のある心のラベリングをしたかったが、多分このときにはもう好きだった。
気になるけど、全然色々見てるけど、呟けなかった。名前すら、だよ!?照れ続けていた。今となると愉快な話です。
抱えていた作業が終わる頃には、生放送のアーカイブを全部聞ききってしまっていた。

 

私はどうやら「知りたい」が一番の原動力になるたちのようで、見たことのないものはとりあえず気になっていた。訳がわからないまま恐る恐る&6allein*1、アンロクのCDを手に取った。

 



&6alleinデビューシングルをメンバーが紹介!MVも一部公開♪ #アンロク (山谷祥生・徳武竜也・土岐隼一・宮本悠丞・ 菊池勇成・ 石井孝英)

好きなアイドルがアイドルなせいで(※KAT-TUN)、アイドルよりアイドルしていて面食らった。最近の声優さんはこんなことまでするのか……まためちゃくちゃ照れた。

 

この頃多分SideMでグリーティングツアーがあった。チケットの抽選の時にはまだSideMは始めてすらいなかったので、自宅でレポを読んでいた。そこで替え歌をするコーナーがあり、徳武さんがワンルーム卒業したいな」と替え歌をしていたと読んだ。

この時、なんかめっちゃ応援したいと思った。我ながらトリガーがわからない。

 

ご本人の語彙のチョイスが気になるな、もっと綴られる言葉を読めたらな~と思い、チョクメをとった。はじめは訳わからなかった。なんだこのサービスは。古のメルマガ文化か?返信ができることはしばらく経って気づきました。最後の方は一月に一回くらいだったけど、それでもいつ頃来るかな、と楽しみだったな。

 

そもそもアンロクのことはよくわからないままCDを買っていたが、出たので最新のDVDを買う。


&6alleinの6/6!「Let's NURU NURU !」DVD紹介動画 (山谷祥生・徳武竜也・土岐隼一・宮本悠丞・ 菊池勇成・石井孝英) #アンロク


これはなんだ???

 

今は亡きアニメイトチャンネルを登録し、番組の配信を待った。この辺りで当惑し続けていたアンロクへの気持ちが「もしかすると好きかもな…」に傾いてくる。ただしマリンへの気持ちが釈然としない。何?ローション…未だにわかりません。え…何?何だったんだろう…みんなある?推しがローション相撲したこと……リアクションの正解が知りたいわ……

 

この夏は出演していた賭ケグルイの露出もあってたくさんのラジオや生放送があった。
単独でのラジオ番組のお仕事がやってきた。すっごくすっごく嬉しかった。毎週お話を聞けるのが本当に楽しかった。声優さんを追いかけて、ラジオを聞くのって楽しいんだなぁってわかった気がした。彼のラジオでそう思えたこと、とても幸せだったなと感じています。

 

いつだったかな、今週あった声優さんのニュースを読む、というような生放送があって、その途中で機材トラブルがあった。向こうからの音声が聞こえなくなってしまったタイミングで、咄嗟にフリップで筆談をはじめて場を繋いでいて、その機転にすごくグッときたのを覚えています。オタクは些細なことをすすってしまう。霞食って生きる。霞おいしい

 

そんなこんなで、秋、直近であったアンロクのファンミに行ってみることにした。

はじめて、踊る姿を生でみた。

何人かが集団で踊っていると必ず一番オリジナルに近い、ニュートラルだなと感じる人が一人くらいはいると思っているけど、徳武くんはどの集団でもそうなるだろうなぁというくらい、癖がなくって振り付け師さんの振りがまま入ってるんだろうなぁと感じられるような素直な動き方をしていて、いいなぁ、好きだなぁと思った。声優さんに「ダンスが好きです」って言っていいものかわかんなくって困惑して(だって“声優”さんなのだ)、考え込んでみたが、結局好きなものは好きだったのでどうしようもなかった。
嫌いなとこないな、どうしようなこれ。

 

冬、初めて朗読劇のチケットをとった。土岐さんとの二人芝居だった。

 卒制がやばすぎて見られたのは1公演だけだったけど、今思えば帰ってから制作なんてしなかったんだから、当日券もぎ取っておけばよかったな。行けなかった後悔、とはっきり言えるのはこれくらいかもしれない。
当たり前体操過ぎるんだけど、声だけで芝居をする、声優さんってすごいな~!という感想を抱く。朗読劇、またあったら絶対行きたいなと思った。また、はなかった。

 

そうだ!この直後に土岐さんのラジオにゲストで徳武くんが来た回があって、これが私が一番好きな徳武くんが出ているラジオかなぁと思います。もう本当によく聞いた。大分擦っている。擦りすぎて粉。

徳武くんが酔っぱらったときに冷蔵庫に靴をしまっていた、という話がなぜか異様にツボに入っていて、(普段から靴きちんとしまうんだなぁってグッときて…)話しすぎてフォロワーさんに「例の話」扱いされた。あーーーー本当にこの先輩後輩が……大好きだったんです………

 


SideM3rd仙台。初めてアイマスの「現地」に行けることになった。

せっかくの初めてなんだから、もうしたいことできること全部やって向かおうと意気込んだ。今でも映像をみるのにまだ覚悟が必要だけど、でも同時にこれ以上はないんじゃ、ってくらいに思っている。宝物です。

 

このときようやく初めてお手紙を書いた。信じられないが宛名の時点で手が震えて書き損じを3枚作った。恥ずかしい。今となっては笑い話です。
ここまでしてどうにか気持ちが言葉に凝結したようで、やっときちんとお名前を呼べるかな、となった。名前すら呼べなかったんですよ、面白いでしょう、嘘みたいだな。
ここで初めてあなたの事が好きです、応援しています、とはっきり書けた。ここまで1年かかった。

言葉にしておくことは大切だ。心に栞を挟める。きっと同じことを今、しようとしているんだと思う。

 

初めてキャラクターと声優さんにお花を出した。(ジャニーズはオタクは基本お花を贈れないので、お花を贈るのもちょっとした異文化体験だった)
九十九先生に一目惚れした恒常衣装の立ち絵を出して、「この子に似合うお花をお願いします」と言った。お花屋さんがガラス戸を開いて持ってきてくれたのは、真っ白なカラーだった。思っていたまんまのお花が出てきて、ドキドキした。

 

 

 

 本当に大切に思っている子と、応援したい人に一緒にお花を贈れることは幸せだなぁと思った。そんな機会があって嬉しかった。お花屋さんは魔法使いのようだった。

 

今までグッズとかあんまり持たなくって、それこそうちわもぴんとこないオタクだったけれど、ここでそれらって「ここに好きな奴おるからな!」の狼煙だということを理解した。名刺もこのとき初めて作ったな。そしたら声かけて名刺を交換してくださったPさんがいて、そこから色々ありましてその方とは今、KAT-TUNの観賞会をよくします。不思議なご縁があるものだ!余談。

 

 

ほかの現場からハシゴしたりしたのもめちゃめちゃで、楽しかった。

個人的も良いところな話だが、自担と推しさんがイメージカラー青の(※アンロクメンバーカラー準拠)竜也さん、なのが実はすごく気に入っていたりした。こんなことってある?って。
KAT-TUN横アリ昼公演→同日徳武くんイベント→そのまま飲む→翌日KAT-TUN横アリ昼、をやって寝坊したのも良い思い出です。

 (横浜アリーナに東京から新幹線で飛んで、後5分のところで間に合った。ギリギリでいつも生きていたくはないんですがね!!?)
新幹線といえば、旅行先からそのままお渡しに向かって新幹線の中でお手紙を書いたりもしたな、グリーン車と新幹線はお手紙を書けます。

 そうだ、それが初めていわゆる接近、に行った時だ。何言ったらいいか分からないままに「初めてこういうところに来ました、初めて好きになった声優さんだから」みたいなことを述べたような気がしてきました。グラビティ…
身長180あるけど、小さく屈んでくれていたから、相槌でわっと目が開かれた時の、瞳がきれいな茶色だったことが焼き付いている。でもそのくらいしか記憶がない。飛んでいる。接近、本当に経験がなかったので(KAT-TUNは会いに行かせていただくアイドル…)(接近ほぼ無い)、めちゃめちゃ焦ったし多分今でも焦る。

 

この辺でちょうど私が知ったあたりから動きが鈍化していたのと、「な、なんかわからん…」と全くタッチできていなかったツキクラ関連を漁る。dアニメストアツキプロチャンネル全部見られていたのです。(今は見られないんだっけか、ディスク買っておこうかな)あと「推しの推しだしな…」という謎の理由で(徳武くんは特撮が好き)見てみたかったけど全く触れたことがなかった仮面ライダーをAmazonPrimeでまとめ見する。オーズからみました。ラジオとかでオススメを話してくれたのをまとめてメモってるからまた違うシリーズも見よう。メモを参考に。次は龍騎かな。

 

ちょうど1年くらい前、315プロNight*2についにF-LAGS当番回が回ってきた。

旗の中のお三方がワイワイとお話ししていて、Twitterなんかからもうかがい知れていた仲の良さをこれでもかと浴びた。浦尾さんのポンポンと弾む様なお話が楽しかったし、三瓶さん笑いっぱなしだったからつられてずっと笑ってた。

例のきゅーぴっつが爆誕し(てしまっ)たのもここでだ。きゅーぴっつの謎のボケをひっかぶっていく度胸と、ルールを設計しだす回し能力は何だったんだよ!?でもそれこそあの「歯の抜けたような声(©︎浦尾さん)」は前述のトキノワで聞いていたものだったし、こんなに楽しそうにラジオをしている!と嬉しくなったものでした。きゅーぴっつに思うことなのか…?

ラジオの中で声を当ててないゲームのカードやセリフの話までスラスラ出てきていて驚いた、し、ありがたいなぁと何度も思った。4thのMCでも九十九先生のオフショットカードの話がポロっと、本当に自然に出てきた。それこそPが話すみたいに。そりゃ担当は担当のカードを舐め回すように見ているので当たり前のように出てくるかもだけど、でも2年も前のカードで声を当てていないものについてすぐ話してくれたのはもうすごく信頼した。それは今でもそうだよ。ずっとそうだよ。
(担当の中の人としての徳武くんにはどうしても「信頼性が高い」というセキュリティシステムか?みたいな言い回しをしてしまう……)

 

マリンの今年の春ライブは、柏の市民ホールだった。隣の会場でピアノの発表会をやっていた。怪訝な目で女の子がオタクを見ていた。桜が綺麗だった。また行きたかった。来年のライブにアンロクはいない。スーパーノヴァ、アンロク、M4さん、kashicomiさんのキャラが立っていてライブもイベントも楽しかったなぁ。
マリンにはよくわからん会場によく連れて行かれた。小平、座間、柏……なぜそのチョイスだったのか……思い出にいつも移動中の記憶が付随している。

 

SideM4th。フラスタの主催を初めてやってみた。

 

すっごく!すっごく楽しかった。ほにゃほにゃのラフからまさかあそこまで綺麗に実現するとは。お花屋さんなのにマントも作ってくださった。何屋さんなんだ。やっぱりお花屋さんは魔法使いなんだ。
はじめに自分が考えていたよりずっとたくさんの方が参加してくださって、だからこそ、形にできたと今でも大切に思っています。本当に本当にありがとうございました。やってよかったなぁとじんわり抱き続けている。エゴかもしれないけど、それでも贈れる、ということが嬉しかったんだ。次があったら、とまたいくつか案を作っていたけれど、日の目は見なそうだなぁ。

 

6月9日、アンロクの2ndワンマン。
この日が私が徳武くんを見た、今のところ最後の日だ。
もし 出会ったすべてに理由があるなら それが 幸せなんだね」なんていう歌詞がある曲が、この日の最後の歌だった。アンロクのデビュー曲。このフレーズがきらきらと大切なものに聞こえたことを、あの満ち足りたような瞬間を、私はきちんと覚えていようと思う。

 

 

先日、アンロクも解散が発表された。
宙ぶらりんの時間が長かった上、他ユニットの始動なんかがあってうやむやにされるのかと思っていたから(マリンへの)怨霊になりそうだったけど、しっかりと終わらせてくれるとわかって、成仏しました。
宙ぶらりんの間、徳武くんがいなくなっても4人で活動を続けてくれるなら、見に行きたいな、と思っていたんだよ。いつの間にかそれくらいきちんと好きになっていたよ。ありがとうね。楽しかったな。

 

 

正直ちょっと油断していた。

 

予感自体はありすぎるほどにあり、なんとない心配はそれこそ昨年の夏くらいからずっと心の暗渠に漂っていた。お元気そうで良かった、と既に去年の夏には自分が呟いていた。ちょっとずつ事務所のホームページを見る頻度が増えた。よかった、お名前きちんとある。期末が怖くなってきていた。3月は問題なかった、ホッとした。
SNSのアカウントが消える、となった今年6月くらいからは本格的に毎月末月初かなり怯えていた。(なぜなら芸能事務所の契約は大抵月末締めなので、KAT-TUNゼミ)でも発表当日まで「7月からここまで引っ張るなら逆に大丈夫なんじゃないか」「発表されたSideMのワートレ新曲もあるし」(めちゃめちゃ良かった)「もう少し待てば、きっと好転するんじゃ」とか、ちょっと思っちゃってた。12月、年末だから気を付けないとなのに。正常な判断力を失うくらい、悶々とし続ける時間があった。このままってことは絶対にないから、なにか起きるとは思ってた。でもそれは少しでも良い話であれと、愚直に願っていた。

 

特にTwitterのアカウントが消えたあたりからは言い方が悪いがなんだか執行猶予のようでした。正直、廃業の発表の日よりアカウント消えるときの方が動揺してた。決定打のようだったから。そこから覚悟はしていたつもりだったんだけどな。
心配してた日々は、普段あんまり悩み事のない私にはレアな「しんどい」体験だったけど、でも、過ぎてしまうともう少し、あと少しだけうだうだやってたかったな、となってしまう。喉元過ぎればなんとやらだ。いつか終わりが来ることがわかっていても、来てしまってからではどうしようもなくなる。覚悟したつもりで受け身とってても、事故ったらそりゃ痛い。
この半年ぐらいあちこちでフォロワーさんと飲んだなぁ。というかなんなら発表あってから6日6晩飲んでました。天岩戸開もビックリだよ。酒!飲まずにはいられないッ!
その節は皆さまありがとうございました、すみませんでした。いつもハイネケンは美味しい。今日も美味しかったから、多分明日も美味しいよ。

 

どこにもおんなじ話なんて一つもないけど、私はKAT-TUNのオタクでもあるから、どうしてもその話をしてしまうんだけど、個人的には赤西くんのとき級で、要するにまぁ大変な事態です。(何事もはじめての衝撃はでかい)あのとき、雑誌の写真ですらだんだん笑わなくなっていく赤西くんを見て、「ああ、きっともう彼は帰ってこない」と勝手に先に諦めてしまったこと、実はずっと後悔していた。それを思うと、今回は(今回は、ってなんなんだ、何回もあるなという話だ)ずいぶん諦めなかったなぁ、自分、とふと、思った。なんで私が好きになった人なんだろう、って思う。でも、これは変な言い方だが、「こういう人だから好きになった」みたいなところはある、と、思うのだ、これはKAT-TUNにも思っていること。結果論でしかないけれど。結局好きになるというのは引力みたいなものなんじゃないのか。

 

まあ、さよなら、はいくらやっても慣れるものではないですね。でもTLを見たときの「これはまずい」という察知と、あらゆる情報の保存と、Twitterトレンド海外逃亡の方法はしっかり身体が覚えていました。切ない話だ。
Yahoo!リアルタイム検索のお気に入りワードがパンクしたのなんてお気に入りに登録してから初めて見た。これでか、と、ちょっと泣いた。
介護シューズ徳武産業さんも、Jリーガーの徳武さんもよくお名前を拝見しておりました。パブリックサーチは一番やりやすい気がします。リアルタイム検索。未だにお気に入りは外せていません。余談が過ぎるな!?

 

「推しは推せるうちに推せ」とよく言うけどこれは何かあった時の己の救いになる、という多分それだけだ。でも何かあった人間には、あまりに大きい。保険のようなもので、何もなかったら何もないんだろう。骨身に沁みる。重い。幸い、後悔はほとんどないのだ。行きたいものは行けたし、したいこともできたから。

 

私の「好き」はきっとご大切の類型と、知欲でしかない。それを「好き」の言葉にパッケージした。乱暴だ。でも、本当に「好き」だったとしか言いようがない。少しでも知りたかった。「知りたい」というのは欲で、エネルギーの源泉であると同時に暴力たりうると思う。だから、今になっても欠片を集めようとすることに本当に、申し訳ないような気持ちはある。ごめんなさい。
でも、きっと私が一番知りたかったのは「これから先にあったはずのもの」だったよ。どんな演技をしてくれるんだろう、どんな話をしてくれるのだろう、どんな感情になるのだろうって、知りたかった。

 

いやある意味!!!!今めちゃめちゃ“感情”得てますが!!?情緒が突沸している

私は私の感情と取っ組み合うと決めたから、今大運動会中です。

 

なぁなぁにするとか、終わらせないこととかもできたかもしれないけれど、きちんと最後を与えてくれたことを私は、誠実だと思っている。

4thの挨拶で、たしか彼はすごく短い挨拶のなかにこれからへの言葉を残さなかった。アンロクの2ndでは最後に「後悔はない」と言っていたはずだ。嘘のつけない、できないことをできるとは言えない人だよなぁと思う。そういうところも推せるなぁとか思ってた、思ってる。

本当にひとつずつ終わっていった。新規のお仕事がなくなって、定期のお仕事がなくなって、現場の予定がなくなって、SNSがなくなって、もうこれ以外のお仕事はない、と思っていたCDのリリース予定が出た。そして発表だった。その間に出てきたのはいろんな過去映像のパッケージだけど、見たら終わっちゃうような気がしてまだ見られてないものがいくつかある。もうすぐ、それも終わるのかなぁ。

 

でもまずはハードがなくってプレイできてないなかったデスリク*3やりたいのでPS4買ってきます。

www.compileheart.com


 

SideMは、オーディションの時に「10年やれますか?」と聞かれるという。このソシャゲ戦国の世ですごい話だな〜と思うし、ブランドだなぁとなる。彼はその時きちんと「はい」と言ったというし、それが嘘だった、とかは全く思わない。その時の本当だったんだろうと思う。
最後に録った、録るであろう声を当てている子は九十九先生だと思う。彼の演じていたキャラクターで、”更新”があり続けるのは九十九先生くらいかなぁと思うので……もしかすると、一番早く入れ替わっちゃうのも先生かもしれないけど。

 

多分これから出てくるものがあるなら、収録が完全に終了しているであろう乙女件武蔵と、剣が刻だと思います。

 発表の翌日、乙女剣は決定事項だけを端的に教えてくれた。剣豪の生きざまを見た……
(閑話休題、乙女剣武蔵、本当に面白いのでちょっと触ってみてほしい……乙女剣武蔵は人間賛歌…)

 


九十九先生に出会ってからしばらくの間、それこそ3rdで仙台に行くくらいまで、私は自分の中で「P」の人格を定義できないでいた。そんな時に聞いたのがCompass Gripper!!!だった。この曲の中の「未来を君と見たい」というフレーズに共振した。私は君たちと未来を見たいと、時間を共に過ごしたいと、確かに思った。そのときから私はこの気持ちを「P」としての旗印とすることにした。

どうにもまだちょっと「P」と名乗るのにはちょっと尻ごみをしてりまう。だってどうしたって私はアイドルのオタクなのだ、だから「プロデュース」ってちょっとピンと来ない。…と、思っていたのだけれど。 もしかするとこの「“未来を君と見たい”」という思いは、Pのそれといってもいいんじゃないのか…?

“未来を君と見たい”とは、きっと愛の言葉だ ―SideM 3rdアニバ02,Compass Gripper!!!の話― - リチア電器

microchappy.hatenablog.com

 (節目節目でブログを書くオタクだな……)

 

今のところは、九十九先生の顔をみても普段通り「おっめちゃめちゃVI値が高いぞ」ってなれている。思っていたよりは、寂しさにつぶれていない。(でも声を聞くとたまらなくなってしまうから、まだ歌が聞けていません)

思えば私、九十九先生にはほとんど一目惚れだから、どうあっても顔が好きなんだよな……顔ファンはこういうとき強い(無論、それ以外もあるのでPになろう、となっているのですが!)
少なくとも、声が「変わる」まではこれでいられるかもしれない、そのあとは流石にまだわからない。

 

私は、最初からF-LAGSをみられていたわけじゃないから、私が彼らを知った時にはすでに声があった。それなのにこの言い方は変だけど、「この子は確かにこの声なんだろうなぁ」まさにぴったりだと、感じたんだ。妙な話だけど。だから、今はまだ、声がなくなる・変わること、ピンと来ないしわかっていない。だって私は先生に「声がない」時のことを知らないのだ。この声がしなかった時は私が過ごしてきた中で、ないのだ。


冷静に、冷静になれば多分、1月30日の生放送で5thライブの出演者が発表されるだろうと思う。なんでこんなにスラスラ言えるかっていうと、そこで出てきてくれたら、と願っていたからです。もう少し早く時はきたのだね。

今のまだ「はじめの先生の声がする」けど「隣に誰もいない」ような間、少しだけ足踏みすることを許してほしい。この間に私はいささか癒合してしまった愛着の糸を切り離していかなければと思う。あなたのことが好きで、あなたのことも好きだから、あなたたちがもっと好きになった、というこれらを、一旦フラットにしよう。最初に書いたようにいくつかの人格を飼ってしまっているので、私は徳武さんのオタクとしてきちんと、ありがとう、と言って、そして九十九先生のPの端くれとして、これからまたどうぞよろしく、を言いたいんだ。新しいことがあること、それはそれだけで少しワクワクするものだ。

もしかしたら意外とそのうちけろっとしちゃったりするのかな。それは、やだな~。嫌だからきちんと書いておきます。私はもんどりうちました。

 

旗の彼らは、私の信じたあの子たちはきっと必ず前へ前へ進む。そして、今の私はやっぱりこれから先の彼らの歩む道をみていたい、とはっきり思っているのだ。だから、多分ここには留まるんじゃないかな、という予感はある。飲み込めなくて噛り付いたこのさみしさをゆっくりでもどうにかして、もう少し一緒にいたい。いたいよ。

もしもダメだったら、私は私の中で、きちんと折り合いをつけて、さよならをしようと決めたから。だから、どうか。

  

 

先日、ラジオの罰ゲームで徳武くんが食べていたから、というわけでなんかもうせっかくなので(?)ラジオを聞きながらタランチュラを食べました。

 (なぜかまだ聞けるのでタランチュラ気になる方は是非(?))


気になっていたけど半年くらい見送ってしまっていたので、満を持して、です。(?)クリスマスパーティーで食べました。

さすがに自分でも意味不明の行動過ぎて、おかしくって大笑いした。徳武くんがラジオで話していた食感とか、味とか、概ねその通りすぎて力が抜けた。食レポうまくない!?どうしようもなく、楽しかった。タランチュラは紙のような味がした。

 

 

“タランチュラを食べよう!”なんて徳武くんが出ていたラジオを聞いていなければまず思っていなかった気がするので、出会わなければこんなことはなかったな、と泣いてしまった。

 

タランチュラを泣きながら食べる図、地獄。

 

意味わかんないよ!なんでタランチュラ食べてるんだよ!タランチュラ食べた人に出会ったからだよ!好きになったからだよ!全部全部!楽しかったよ!!!ねぇ今も!!!楽しいよ!!!

 

…はっきりと自覚できました。タランチュラで。
禊をタランチュラでするなという話である。

 

 

楽しかったこと、全部が全部本当で、これがずっと続くのかなと思っていた。永遠なんてないこと、痛いくらいわかっていたつもりでも、最中にはぜーんぶ忘れる。でも、忘れちゃうくらい夢中でいられたのなら、それは幸せなことだったな。
恋とかでは断じてない、ないんだけどそう形容せざるを得ないような熱をなんと呼んだら良かったんだろう。狂……?

時間はめちゃくちゃかかると思うけど、あんまりにもはっきりとした「終わり」の形がきたのだから、私もきちんとこの思い出の箱を置こう。まだまださみしいも悲しいも、楽しかったもありがとうも、大切も愛しいも大好きも、全部全部がごちゃまぜに同居して大混乱している。心、クアッドコアで処理しても追い付かない。けど、そんな今すら、お土産だなぁと思って大切にできたらいいな。

禊もすんだし、成仏もしたので、しばらくは余生を過ごします。多分。少なくともしばらくは。これからのことは後で考えればいい。後の私、がんばれ。
これが最初で最後になるかもな、と思っているけれどそればかりはわからない。誰かにまた出会えたなら、それはそれで素敵なことだと思うから。

 

でも、最初、は最後だ。

 

 

どうか、どうかすこやかで。
流れ星のようにすれ違っていく縁の中で、出会えてよかった。出会えるところにひとときいてくださって、本当にありがとうございました。これから先が光ある道でありますように。この先を知ることは叶わないかもしれないから、ひたすらに願うことを許してください。
ラジオ関係のお仕事がしたいな、って言ってたのを聞いてる。だから業界に入ってきた、とも。そんなお話をしているラジオが大好きだった。もしラジオのお仕事をされていたりしたら、嬉しいなぁ。どうだろう。でもあなたが決めたのだ、なんだっていい。


はじめてお花を贈ったのも、はじめてお手紙を書いたのも、はじめて廃業するのも。みんなみんなあなただったんだよ。

 

徳武竜也さん。私がはじめて推しと呼んだ人。
大好き“でした”とまだ言いたくない。大好きです。

 

*1:マリンエンタテインメント発でユニット活動をしていた。事務所が同じ先輩後輩6人組。なので土岐さんもいた

*2:SideMのラジオ、最近はパーソナリティーがユニットごとに持ち回りになっている

*3:徳武さんが主人公?プレイヤーキャラ?の声を当てている